三姉妹の父の未来日記

私たちが生きる社会の未来、そして不思議なことについて探究するブログです。

【色即是空】と【量子力学】が教える、「点滅する世界」を考える

【色即是空】というメッセージは、何を伝えようとしているのか?

「色即是空」は、仏教の教えである般若心経に書かれている、有名なお経の一説です。

「色」とは、この世界の物質=目に見える世界
「空」とは、物質がなく実体がない=目に見えない世界

般若心経は誰が書いたのか、解明されていたいそうですが、この世界は目に見える世界と、目には見えない世界で成り立っていることを、伝えていると感じます。

最新の量子力学では、現在判明している最少の物質である素粒子は、存在している状態から存在していない状態を、繰り返していることが証明されています。

目に見えているすべての物質は、連続して存在していなくて、「存在と非存在を繰り返している」ということですね。

私たちが五感で感じる世界感とは、ずいぶん違う真実の世界が見えてきていると思います。

「目に見えない世界などあり得ない」

「目に見えない世界の存在は証明できていない」

と、これまで多くの科学者が反論してきましたが、点滅している素粒子は、この世界から消えて、また戻ってきている。消えている世界の存在は何も証明されていませんが、確かに物質は消えているのです。

 

魂の存在や、魂次元の世界があることを誰も否定できません。もしかすると、この世界で物質が消えているときは、魂次元の世界に存在している可能性があるからです。

私たちの世界から見れば、点いている瞬間が、実は、消えている世界では、まったく逆の可能性があるのです。

消えている世界から見れば、その世界で消えている瞬間が、まさに私たちの世界で見えている瞬間なのかも知れないからです。

こうなると、どちらが本体なのか? と疑問が生じてきます。本当にこの世界は分からないことが多くて、「不思議の世界」ですね。

 

私たちの体も命も、点いたり、消えたりしているとすると、この世界から消えているときに、私たちの体と心は、一体、どんな世界に存在しているのでしょうか?

いくら考えても「?」ばかりです…

 

「色即是空」は、この世界がすべてではない、目に見えない世界もあることを、教えようとしていると思います。

本当に不思議な世界に、私たちは住んでいるのですね

 

 「色」の世界しか認識できない私たち

私たちの五感は、物質の点灯時の「色」の世界しか見えていません。物質が消えている瞬間を、見ることができないのです。

私たちの五感が認知できる世界は、実は、とても狭い世界であることも、科学が証明してきました。

人間が見える可視光線も、その波長の幅が限られています。見えない光の波長も多いのです。まさに、この物質世界は、人間の目に見えないもので溢れています。ラジオ電波、テレビ電波、電話電波、など目では見ることはできませんが、空間を伝わって情報を送ることができます。

人間の思考も電気信号を発信しています。脳波です。私たちの脳も脳波という電波を発信しているのです。思考は見えませんが、確かに存在します。

心も見えませんが存在します。真心は、相手に通じると言われますが、真心という電気信号が、相手の心に送られているからなのでしょうね。

 

私たちの人生も、心という見えない力が、大きな影響力を持っているのだとも感じます。暗い心の波動が、相手に、世界に発信されて、似たものを引き寄せるのだと思います。明るい心は、同じように、相手に、世界に発信されて、似たものを引き寄せるのだと思います。そう考えると、心の状態が、どれほど人生に影響しているか分かると思います。

 

見えない心の状態に敏感になりたいですね。

 

 「色即是空」から見えてくる、この世界の真の姿を想像してみる

この物質世界とは違う次元に存在する、魂の世界が生み出すバーチャル世界が、この物質世界であるように思います。

 

映画「マトリックス」で描かれている世界観が、この世界のある側面の真実を伝えていると感じるのは私だけでしょうか?

「マトリックス」では、私たちがリアリティを感じているこの物質世界とは、別の次元にいる本体が、観念的にバーチャルな世界を体験しているという設定です。この物質世界の真理を、表現しているとしか思えてなりません。

 

物質を触ったときの情報と、目から入る情報は、すべて電気信号に変換されて脳に届きます。すべては、電気信号によって脳が認識するのです。物質があるという電気信号を、脳に送ることができれば、脳は物質があると認識します。

この世界が、実際に存在しているかどうかは、電気信号によって成り立っているということですね。

映画「マトリックス」の一場面で、電脳世界の中で食べるステーキは、電気信号であるけれども、リアルな世界で飢えるよりも、電脳世界でステーキを食べる方が幸せだ、というセリフがとても象徴的だと思います。

 

今私たちが体験しているこの世界を、バーチャルでないと、どうやって証明できるでしょうか?

私たちの本体は別次元に存在していて、人生劇業の終了=バーチャル体験のゲームオーバー後には、夢から覚めるように、本体として目覚めるということが事実でないと、どうやって証明できるのでしょうか?

 

こうした疑問が生じるこの世界について、皆さんはどう考えますか?

 

 「この物質世界を体験しに来た」~私たち

この世の真理について、証明はできないけれども、「この世界を体験しにきている」ということを前提にすれば、すべての人生体験を前向きに受け止めることができると思います。

 

「この“物質世界“を体験するために、この世界に来たのだから、後悔のないようにすべての体験を愉しもう」という基本的な姿勢を持てば、苦しいことも何とか受け止めて、前に進めるように思います。

 

船井総研の故船井幸雄さんは著書の中で、繰り返しこのことを訴えておられます。

「人間の正しいあり方」 174ページ 『私たちの故郷は、どうやら「あの世」らしい』参照

 

私たちが生きるこの世界のルールや法則を、少しでも知ることで、人生が生きやすくなると思います。

 

今の時代は幸福にも多くの先人が書籍として、人生体験での貴重な学びを後世に伝えています。人生や世界に疑問を持ち、解明するために書籍を通じて学ぶことはとても愉しいことです。

謎を解いていくというダイナミックなやりがいがあります。そうして学んだことを使えば、人生は、より良い方向に進むと思います。そのように学ぶことで、私の人生は、より愉しく、幸せな方向に進んできたことは事実です。今後も、たくさん学んで、この世界に対する疑問を探究して、この世界の構造やルールを知りたいと思います。

 

人生ゲームに参加するときに、ゲームのルールを理解して参加する場合と、ゲームのルールを全く理解しないで参加する場合では、どちらがより上手く、楽しく、ゲームを体験できると思われますか?

ルールを理解して参加した方が、断然、有利だと思います。

 

私たちも、人生に機能する法則やルールを理解することで、人生をより幸福に、有意義に、楽しんで生きたいですね。

 

 学んだことを人生で実験する

 書籍や、人生体験から学んで知りえた、この世界の法則やルールを、人生で実験して実証していきたいですね。自分の人生にも、他人の人生にもきっと役に立つはずです。そのためにも、今後も、学んだこと・理解できたことを、このブログを通じて発信していきたいと思います。

  

三姉妹の父

 

【癌の疑い】の指摘2回の経験で得たもの “死を意識した瞬間に世界は輝いて見えた” 

53年の人生で「癌の疑い」の指摘を2回受ける

25歳の時、明日が海外出張という夜中に腹部に激痛が走り、近所の救急病院に駆け込、レントゲン、CTの検査を受けました。朝方になってその検査結果を見て、中年のドクターが、「左の腎臓にゴルフボール程度の癌があるようです。詳しい検査をします」といきなり話し始めました。CTを見ると確かに真っ白い影がくっきりと映っています…

 その時、結婚前の今の奥さんも駆けつけていて、母と彼女と私の3人は、唖然としてしまいました。彼女の顔がショックを受けていることがはっきりと分かりましたので、私は「大丈夫や」と安心させようと必死でした。

 この時、内心では自分は癌だと覚悟している心境でした。「確かにはっきりと映っている…若いから進行が速いだろう…」と。

 

この時、人生で初めて「死」を明確に意識し、覚悟したと思います。

 

晴天の霹靂で、まったく予想もしていない展開に、自分でもびっくりでした。

「人生 一寸先は闇」この言葉を実際に体験した気分でした。

 

人間にとってのタイムリミットを意識する経験は必要

 この時は不思議と死が怖いとは感じませんでした。死ぬことよりも、癌の闘病で苦しい思いをすることの恐怖のほうが大きかったです。「痛み止めを際限なく使ってほしい」その1点でした。

 心残りだったのは、結婚を約束している彼女のことでした。彼女は23歳ですから人生はこれから始まるタイミングです。

 「私が死んだあと、いい男性と結婚して幸せになってほしいい」 と本当にそう思いました。そう思いながら、「申し訳ない」気持ちでいっぱいでした。この世界に彼女を置いていくという心境になっていました。

 

この時、彼女が私にとって「かけがえのない大切な人」であることをはっきりと理解しました。

 結局、彼女と出会って、現在29年目に入っており、三姉妹にも恵まれ、私の人生にとってかけがえのない人(家族)となっています。

 

「死を意識する」と世界は輝いて見える

その日の夜、入院している(大阪南部に位置してい)工場街にある病院の屋上で、真っ赤な夕日を眺めていた時のことを、今も鮮明に記憶しています。

 自分は「もうすぐ死ぬんだ」と、勝手に思い込んでいたのですが、その死を強烈に意識することで、私の中の何かが臨界点を超えたと思います。

 

工場街から見える真っ赤な夕日が、見える景色全体が「輝いている」のです。

「世界が輝いて見えた」のです。

 

言葉では到底、説明できない実際の体験でした。

この時の体験から、「人間は本当の世界を見ていない、見えていない」ということを常に考えるようになりました。

 自分なりにあれ以来、「なぜ本来の美しい世界が見えなくなるのか」、その理由を考えてきました。

 「今あるものが、存在して当たり前と思っているから、その存在の価値を本当に理解できなくなり、見えなくなる」のだと思います。

 

仕事がうまくいかない、夢や希望がなかなか叶わない、嫌な上司がいる…

自分の人生はうまくいっていない…

本当にそうでしょうか?

 

「何も起こらないことが、神さまからの最大の贈り物」

大学3年の長女が4歳のころに、難病指定の腎臓病で半年間、人と接触できないので、大阪の日赤病院の個室で看病した経験があります。どんどん悪い方向(悪くなる確率が低い方に、低い方に病状が進行する)経験をしました。学会で発表するようなまれなケースだとも聞かされていました。

 先生の病状説明の時に、「私の腎臓を使ってください」と先生に懇願したことを覚えています。

 

昼は妻が看病し、夜は私が仕事から直接娘の病院に駆けつけて看病していました。

次女がまだ2歳だったので、昼は保育園に預け、私が帰ってきてから妻が次女を保育園に迎えにいっていました。毎回、一番最後の迎えだったようです。園長先生が次女の母親が来るまで待っていてくださったのです。

 私は、世界に、神さまに毎夜、日赤病院の庭で祈りました。長女の病気が回復するなら、自分の命も要りませんと。

 神さまへの祈りが通じたのか、長女の病気は急に回復に向かい、6か月後に無事退院することができました。再発の可能性があったので、16歳くらいまでは定期的に検査を受けていました。 

※この時は不思議な経験をしていますので、いずれブログで投稿したいと思います。

 

私は6か月間家に帰らず、病室と会社の往復の経験をしています。

そう考えると、「何も起こらないこと、昨日と同じこと」が、どれほどありがたいかを強く実感しています。そして、そのありがたいこと、「日常の当たり前のことは、永遠には続かない」ということも体験的に理解できるようになりました。

 

何も起こらないけれども、今、この瞬間を感謝の気持ちで生きたいですね。

皆さんは、今、この瞬間をどのような気持ちで生きていますでしょうか?

 

www.yunmirai.com

 結局、25歳の時の「癌の疑い」は、精密検査の結果、癌ではなかったという結末でした。「先生、もう少し慎重にしてよと」という気持ちにもなりましたが、貴重な経験をさせていただいたと思っています。

  

今、このとき、一瞬、一瞬を誠実に生きる

 私はこういう心境で生きていきたいと考えていますが、ふと、気づくと、初心を忘れている自分がいます。それでも、常に初心に戻って、一回きりの人生を精一杯、輝いて生きたいと努力しています。

 

「刹那に生きる」

 

私の好きな言葉です。

 長くなりましたので、2回目の「癌の疑い」の指摘のエピソードは別途、投稿しようと思います。

 昨年の夏に起こったエピソードです。

このエピソードは少し不思議感を残したまま、現在に至っています。

 

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三姉妹の父

 

未来を想像しよう!【空間革命】がやってきた。ドローンは社会を変える!

荷物が空を飛ぶ時代がやってきた。

 ヤマト宅急便は、無人輸送機を米国企業と共同開発することを発表しました。

あと5年~6年後には、トラックの代わりに荷物が空を飛ぶ時代がやってくる可能性が大きいでしょう。

交通産業界に激震が走ることは確実です。

 

すでにドローン技術の完成度は高いですが、1回の充電で飛べる距離を伸ばすことが課題と言われています。AIと演算処理能力の向上と進化により、大量のドローンが空を飛び回っても、衝突することはないでしょう。一つのスーパーコンピュータが世界中のドローンを集中管理することで、ドローンの衝突は起こりえないでしょう。

 

今、世界中でドローン輸送の開発競争が繰り広げられています。

 

竹コプターがもうすぐ実現する

 

ドラえもんでは、のび太が未来の技術である竹コプターを頭につけて、自由に空を飛び回っています。頭にはつけないでしょうが、人間が自由に空を飛び回る時代が実現しようとしています。今目の前に!

 

ドバイ警察が2020年目標に「空飛ぶバイク」=ドローンの導入を発表しています。同じ動きとして、香港警察も導入を発表しています。

とても恐ろしい話ですが、ドローンの軍事利用は私たちの想像を遥かに超えています。

ドローンに機関銃や大砲を搭載して、遠隔操作または、AIによる自動運転で戦争ができる状態でしょう。人間が戦争をするのではなくて、ロボットが戦争をする時代となっているのです。

 

これまでの価値観がひっくり返る

 

ドローンの移動が実現することで、今の社会が大きく変化することが予測できます。

①道路が必要ないようになる

②自動車が必要ないようになる

③自動車運転免許がいらなくなる

④自動車保険がいらなくなる

⑤鉄道がいらなくなる

⑥不動産の価値基準が大きく変化する 

 

高速道路、鉄道関連産業の仕事が近い将来不要になる…

そんなことはないと感じるでしょうが、本当にそうでしょうか?

 

デジタルカメラが登場した当時誰も、世界最大のフィルムメーカーのコダックが、2012年に倒産するとは想像もできなかったのですが、実際に倒産しています。

 

私も若いころは、旅行などの写真は町の写真屋さんにフィルムを持っていき、数日後に現像されて、プリントされた写真をやっと見ることができる時代でした。

※現像されるまで、どのように映っているかドキドキしていましたが、今は、撮った瞬間に写真を確認できる便利な時代になりました。

 

あれほど、街中、駅前には必ずあった写真屋(現像屋)さんは今や見つけることが至難の技です。私たちの社会から淘汰されたのです。

 

他にもこうした例は数えきれません。

ワープロは? ポケベルは? 

 

駕籠 → 人力車 → 馬車 → 自動車・飛行機・鉄道 → ドローン

 

150年前の人が今の時代を見ればこう言うでしょう。

「いったい、馬車はどこにいったのか?」

 

製品・サービス・技術の変化の速度はますます加速しています。

ビジネスモデルの新旧交代のサイクルは加速の一途です。

ビジネスモデルの寿命が短くなっているが今、現在の社会です。

 

人類の歴史とは「創造と破壊の歴史」

 

今は、絶対に無くならないと感じる自動車や鉄道、高速道路が不要になって、社会から淘汰される時代が目の前に来ていると思います。

正確に何時ごろとは予測できませんが、はっきり言えることは、今当たり前のものは、近い将来には存在していないだろうということです。この近い将来の時間間隔は、人によってとらえ方が変わるでしょう。

 

10年、20年と聞いてどう感じますか?

人類の歴史から見れば、ほんの一瞬の出来事でしょう。

100年後、200年後の未来から、現在を振り返れば、大変革の時代として認識されるでしょう。未来人から見れば、私たちは「社会が大変革した時代に生きた人」になるわけです。

 

私たちは、近代社会の大変革時代の目撃者としてこの時代に生まれ、生きているのです。

 

【空間革命】がやってきた!

 

自動運転のドローンが登場することで、通勤・通学・移動の概念が変わります。

移動時間は部屋にいるときと同じようになり、本を読んだり、テレビを見たり、寝たりできるのです。それも、最短距離で渋滞もなく、会社や学校に到着するでしょう。

そうなれば、駅に近い、会社に近い、繁華街に近い、というこれまでの「交通に便利な土地」という概念そのものが根底から崩れるでしょう。土地の価値の判断基準が変化し、都会に住む人たちは減少することが予測できます。

 

まさに、「空間革命」ですね。ドローンの登場は、場所の概念を破壊するインパクトを持っていると思います。

 

これから不動産を購入するときの判断材料の一つにはなるはずです。

株をしている人にも必要な情報でしょう。

 

ワクワクする時代がやってきた!

 

空を自由に移動できる、地方の安い土地で不便なく生活できる、車がなくなり街がすっきりする、交通事故がなくなり悲しい思いをする家族がなくなる、排気ガスが減少する。※ドローンの充電を太陽エネルギーで賄えるでしょう。

 

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これから私たちの目の前に連続的に登場してくる、未来社会をワクワクして待っている三姉妹の父です。

 

あくまでも未来予測ですが、みなさんはどのように感じますか?

 

これからの社会の変化を敏感に観察していきましょう。

 

三姉妹の父

 

 

「諸行無常」で世界と人生は成り立っている

 

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり

有名な平家物語の冒頭に登場する一文です。

諸行」はこの世のすべて、
無常」は、常がない、続かないということですから、この世の一切は永遠ではないということ

栄華を極めた平家も、永遠には続かなかったということを後世に伝えている名文ですね。このように、生まれては消えていく現象を西洋では、哲学的に「万物流転」として表現しています。

 

私が説明するまでもないことですが、過去の偉人は、この世界のあらゆるものは変化すると言っているのです。

逆に、永遠に変化しないものを発見すれば、ノーベル賞をもらえると思います。

 生まれるものは必ず死を迎えます。形あるものは必ずその形を変化させます。

 

「永遠に続く」という感覚は、人間の錯覚

 

「出会いは、別れの始まり」という歌の歌詞もありますね。私たちは、日常生活の中で、今あるものが永遠に続くという錯覚を持ってしまいます。

・家族と生きる人生

・現在の仕事

・現代社会のルール

 

家族もいずれはそれぞれが人生の最後を迎えます。いつまでも同じようには続かない。

毎日の会社勤めも、いずれは出勤しない時がやってくる

社会も常に変化している。まさに、歴史とは「変化の記録」そのものです。

 

でも、私たちの時間感覚では、10年続いたものは20年続くと感じ、50年続いたものは100年続くと感じてしまいます。その状況が当たり前になり、変化するとは思えなくなります。

 

  人間は、「過去の延長線上で未来を想像する」生き物。

「これまでもこうだから、これからもこうだろう」と…

 変化を恐れていて、立ち現れる変化を受け入れることができないと、私たちは苦しみます。変化を要求されると心が苦しくなるのです。最も苦しい変化は家族の死であると思います。私も三姉妹の子どもがいますが、子どもの死は想像すらできません。願わくば、私が生きている間は、元気に生きていてほしいといつも祈っています。そんな苦しい変化を受け入れる自信がないからです。

 

最近、「サラリーマンをやめてもいいかな」と考えるようになりました。理由は、業績悪化にともない、会社が殺伐としてきたからです。「子どもたちが成人するまでは家族を守らなければならない」という責任感で生きてきましたが、時代と社会の変化を受け入れないといけないという心境になってきています。確かに、会社人として組織の中で、一生懸命には働いてきましたが、この十数年間は変化を恐れていたのかも知れません。今の生活を守ることばかり考えていたことが、実はとても苦しことであったと気づき始めたのだと思います。

 変化することを受け入れて、守ろうとしていたことを心の中で、手放していくことで、確かに、私の心はとても軽やかなものへと変化しています。

 

「すべては変化する」という考えを受け入れて前に進みたい

 人生も、社会も、世界も、変化し発展していくことが真実だと思います。

その時代に生きる者として、習慣的に持っている「こうであるという常識」を疑い、自ら変化していく人になりたいですね。

 

周囲の友人や知人を見ていても、新しいことにチャレンジしている人は「輝いて」見えます。私も50代に入ってから、苦手なことに(ブログ)チャレンジしています。

 確かに、ブログを初めてから人生の愉しみを見つけた感覚を持っています。

変化を恐れることはある意味当然のことです。でも、一歩踏み出して、守ろうとしているものを一旦手放してみることで、変化を受け入れて、前に進む力が湧いてくると思います。

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」

今の時代に、必要な覚悟をさせてくれる言葉=一文ですね。

みなさんにはどのように、この言葉は響きますでしょうか? 

 

 三姉妹の父

 

世界中の失業者が働けば、世界中の工場がフル生産すれば、この世界はいったいどうなるのか?

 

失業者と閉鎖した工場が生産活動を再開すれば世界はどうなるのか?

 世界は失業者で溢れているのに、人類は豊かさの絶頂を迎えています。物質的には、量・質ともに過去最高のレベルに達しています。全ての人が働かなくても、世界は物で溢れかえっているのです。

もし、世界中の失業者が働けばどうなるのか?

生活物資は、世界中の人々に行き渡る以上に生産されるでしょう。その先の結果として、余剰在庫を抱えることになるでしょう。 

今ある自動車工場と、閉鎖された自動車工場すべてがフル生産すれば、世界中の人々に自動車が行き渡るでしょう。
 もし、世界中の失業者が農業労働者になれば、世界中に行き渡っても食べきれないほどに、農産物を生産できるでしょう。

 一つの事例として、米国の農業労働者は人口の2%ですが、米国民3億2千万人が食べても有り余るほどの農産物を生産しています。さらに、米国は世界最大の農産物輸出国家です。

失業者と閉鎖される工場の存在は、あえて表現するなら、人類の豊かさの象徴なのだと思います。生産力が極限まで高まったので生じている現象だと言えます。物が必要以上に生産されると、経済活動で利益を生む出すことができなくなり、市場経済が成り立たなくなってしまうから生じている現象と言えるでしょう。

技術革新・機械化による生産力向上が、人々から仕事を奪う状況です。そういう状況を見ると、資本主義経済システムが、労働者を必要としなくなる流れの中にあるのだと感じてしまいます。一部の労働者によって人類の生産活動は、十分に保たれるのだと言えます。

 

人類の歴史を振り返って見れば、

私たち人類は、貧しさから解放された、史上最高の豊かさを手に入れた文明に生きている

ことが実感できると思います。

 

人類全体がローマ市民になる?

 AIやロボットが生産活動を行うようになればなるほど、人々の仕事はなくなっていきます。ローマ時代は市民の代わりに、奴隷が労働を担ったのですが、現代は、AIやロボットが奴隷の代わりに、仕事を行います。そう考えると、人類は、生きるための労働から解放されつつある、と言えるのではないでしょうか。

奴隷ではなくて、AIやロボットが、私たちに自由な時間を与えてくれる時代が、目の前に来ていると考えると、ワクワクしてきませんか?

でも、失業するとなるとワクワクできませんね。理由は、給料(お金)が入らなくなるからですね。そう考えると、なんだかモヤモヤした気分になります。

豊かな時代がくるのに、喜べない。豊かな時代がくることを喜べない現在の経済システム=富の分配システムは、このままで良いのでしょうか?

 

子どものころから信じてきた言葉があります。

「働かざる者、食うべからず」

でも、未来の社会でこの言葉は正しいのでしょうか?

働きたくても仕事が無い…

AIやロボットが仕事をしているので、必要な物はあふれているのに…

仕事が無いから、豊かな物資を手にすることができないのは本当に正しいのでしょうか?

この考え方を守ろうとするならば、AIやロボットを破壊することをしなければならなくなります。

産業革命時代のラッダイト運動の現代版が必要と言わなければならなくなる。なんだか、おかしな話になると思います。

 

 

新しい経済システムの登場は必然的

史上最高の豊かさを手に入れた文明であるのに、世界中の多くの人々がこうした豊かさを実感できない現実があります。なぜだろう?私たちの文明は貧困を克服して、豊かさを手に入れたのに、なぜ?

 

理由は、現在の経済システムが実情に合わなくなったからだと思います。自然も宇宙も常に変化して、発展・進化してきました。

私たちのこの社会も、完成していない進化の過程にあるはずです。未完成な社会であるがゆえに、変化と進化は避けて通れない道です。500年続いたと言われる現在の資本主義経済システムに取って変わって、いよいよ新しい経済システムの登場が求められているのだと思います。

この大変革の時代の中で、人々の叡智を結集して、新しい経済システムを創造する時を迎えたのだと思います。まさに、知識人たちの出番ですね。

その知識人たちから提案されているのが、ベーシックインカムの導入です。私もベーシックインカムの導入は、避けて通れない道だと感じます。

 繰り返しになりますが、これほど豊かなのに、私たちの生きる社会は益々格差が広がっています。平和で幸福な未来の創造のためには、経済的立場を乗り越えて、利害調整できる社会のリーダーの登場が切実に求められていると思います。

 

この投稿のテーマについての答えですが、世界中の失業者が、閉鎖した工場が、フル生産すれば、人類が過去最高の豊かな時代に生きていることが、はっきりと証明されるはずです。※世界中に物資が溢れかえるほど、豊かな社会を実現したことが実感されるはずです。

しかし、今の資本主義経済システムの中では、実現することが難しいことです。そんなことをすれば、市場経済が破綻してしまうからです。

難しいテーマを扱ってしまいましたが、私がこの投稿で伝えたいことは「新しい経済システムの登場は、必然的で不可避だ」ということです。

 

時代の大転換点を迎えて、この国から、世界を引っ張っていく、リーダーを育てたいですね。 もちろん、大人の私たちが、こうした状況に果敢にトライする姿をみせることが、前提です。

 大変革の時代の真っただ中ですが、世界と宇宙は常により良くなろうとしていると信じたいと思います。

 

三姉妹の父

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「原因と結果の法則」は人生に機能している

この世界には、目に見えない「法則」がある

 

今回は、とても有名な「原因と結果の法則」について投稿します。

法則といっても因果関係が直接的には目に見えないので、私たちは法則の存在に気づくことができません。でも、確かに「同じ原因には同じ結果が生じている」のが、この物質世界の真実だと思います。

私の人生の(高齢の)師はこのことについてこのように話されていました。

 

「天網恢恢疎にして漏らさず」天網は目があらいようだが、悪人を漏らさず捕らえる。天道は厳正で悪事をはたらいた者には必ずその報いがある。

 天は全て知っているから、人生を通じて正確に、自分の行いに応じたものを自分で刈り取ることになる。

悪い行いは悪い結果を、良い行いは良い結果を必ず手にすることになる。それは、長い人生で最期の最後にやってくるかも知れない。

人生の最後に人生のツケを払うことになる事ほど、辛くて、過酷な人生はないだろうと私に言って聞かせてくれました。

 

当時70歳代の方でしたが、師は「長い人生を生きてきたが、人生で見てきた周囲の人たちはきっちりと、つじつまが合う人生を送っている」と言われていました。

 

自分を含めて、周囲の人たちの人生のある一時期だけを観察しても、人生に機能する原因と結果の法則は見えてこない。

 

しかし、最終的には、天は1ミリも狂わずきっちりと、自分が蒔いた種の収穫物を刈り取らせると。それは、良いことも、悪いことも含めて、全ての収穫物です。

 

人生と世界を観察すると原因と結果の法則が見えてくる

私も自分の人生、周囲の人たちの人生を、丁寧に俯瞰して観察してきましたが、確かに「原因と結果の法則」はあらゆる人々の人生に正確に機能していることが見えて来るようになりました。

 

このことを別の言い方で、アップルのスティーブ・ジョブズさんは、体験・出来事は、点にしか感じていなかったが、人生を振り返ると、全てが、「点ではなく、線になっている」と有名な演説で語られています。

 

「点が線になる」という有名な言葉です。この言葉は、とても奥深い言葉ですね。私はこの言葉に出会った時、心が震えました。

 

ジョブズさんは「人生で起こることに無駄なことは何一つない」と言いたかったのかもしれません。

でも私にとっては、ジョブスさんのこの言葉は、人生の因果関係=すべては必然的に生じていると言っているとしか受け取れませんでした。みなさんはどのように感じますか?


毎日の生活の中で、巻き起こる体験、出来事はそれ自体が偶然に目の前に現れているとしか見えませんが、目に見えない世界では、全てが必然としてつながっているという事実を、皆さんは感じることができますでしょうか。

私はこのことについて多くの書籍を通じて学び、かつ、実践的な観察を通じて確信を持つようになりました。

 

ジェームス・アレンとの出会い

2003年に「原因と結果の法則」というジェームズ・アレンさんの書籍に出会ってから、およそ16年間、このことを考え続け、学び続けてきました。また、自分と世界を観察してきた結果、この法則が人生に機能していることを体験的に理解するに至っています。

 

一回きりの今回の人生を、注意散漫に生きるのではなくて、今、この瞬間に集中して、世界を観察することで、今まで見えなかったものが感覚的に見えてくるようになります。

 

自分を観察すること、周囲の人々を観察すること、世界を観察することで「原因と結果の法則」が機能していることが見えてくるはずです。

 

「原因と結果の法則」は科学

原因があり結果がある、そして観察すること、なんだか科学実験のようですね。

科学実験は再現性があるかどうか、仮説や法則が本当に機能するのかどうかを実験で実証して初めて事実と認定するのですが、「原因と結果の法則」もまったく同じだと思います。

 人類は数百年、或いは数千年をかけてこの法則を体験的に実証してきたと言えるでしょう。

 

 仏教にも「因果応報」という教えがあります。これも、「原因と結果の法則」のことを言っているのだと言えるでしょう。

およそ2500年前に生きた仏陀(お釈迦様)は、修行(瞑想)を通じて、この世界の法則を発見した人であったとも思います。

 現在の科学では「原因と結果の法則」を現在の方法ではその機能を証明できていませんが、未来においては「原因と結果の法則」は科学実験によってその機能がどのように働くのかが解明されているはずだと思います。とても愉しみなことです。

 

 目に見えないことを考える

 

目に見えないからと否定すること、現在の科学で実証できないからと否定することは、実はその態度そのものが非科学的だと言えるでしょう。

 なぜなら、700年ほど過去には原因不明の感染症=黒死病(ペスト)で多数の人々が命を落としましたが、当時の科学では原因を解明できませんでした。目には見えないペスト菌で人々が死んでいると、当時の人たちは、簡単には信じることができなかったでしょう。

 後の科学技術の発展により顕微鏡などが発明されたあとになってようやくペスト菌が発見されたのです。目には見えなくとも、私たちが解明できていないことでこの世界は成り立っているのだと思います。人類の歴史がそうであったように、これからも人類は謙虚に自然と世界から学び続けることが大切です。

 

私たち大人が物事に疑問をもち、そのことを解明するために考え、学び続ける生き方を、子どもたちに示していかなければならないと思います。

 私の考えていること、感じてきたことなど、伝えたいことは多いのですが、あまり長くなると読みづらくなりますので、この辺で今回の投稿を終えたいと思います。

 最後に、好きな言葉を加えます。※好きな言葉はものすごく多いですが(笑)

 

「常識を疑え」

 

非常識な人たちが社会の進歩をけん引してきたのだと思います。

 三姉妹の父

 

 

4階から落下したiPhoneが無事だったのは何故!? スマホカバーに感謝。娘の天然ボケに大笑い。

最近あった我が家の笑える出来事です。

休みの日に夫婦で散歩に出かける時に、キーケースを部屋に忘れたことに気がついて、家にいる中2の天然三女に家内の携帯でキーケースをベランダから投げてと依頼しました。

三女は携帯電話を片手に私の部屋でキーケースを発見して携帯で話ししながらベランダに出てきました。

その時に腹が立つけれども笑える事件が起こりました。

娘にそっと投げてと声をかけた後、ベランダからキーケースが落ちてきたので受け取ろうとしましたが、少し離れた所に落ちたのでキャッチできませんでした。

その時、目を疑いました。道路に直に落ちた物はキーケースではなくて、なんとiPhone8でした!

三女のワガママに応じて、渋々買い換えたばかりのiPhone8がマンションの4階から落ちてきたのです…

 

恐る恐る道路に横たわっているiPhoneを拾い上げて携帯ケースカバーを開いて確認すると、なんとiPhone本体は無傷で無事でした!

これには、ビックリしました。

※携帯カバーはブックカバータイプ

 

上を見上げて叱ろうといたら、そこには娘の姿がありません。

もし破損してたらと思うと怒りがこみ上げ、怒りモードで注意しようと自宅に戻りドアを開けると、そこに呆然と立ち尽くしている三女がいたのです。口が半開きで、視線が宙に浮いている状態で右手にキーケースが握り締めていました。おそらく、一番ショックを受けたのは三女だったのだと思います。

その姿に笑いを我慢できなくなったので、「気をつけなさい」と言ってすぐにキーケースを奪いその場から離れました。この間、三女は一言も言葉を発することができていませんでした。おそらく、ショック状態だったと思います。

 

我が三女は、片手に携帯で会話しながら、キーケース見つけて、そのまま携帯で話しながら、ベランダに出て、「これなげるよ」と言って投げる瞬間に、それまで耳に当てていた携帯電話を投げたのです…

右手に携帯電話、左手にキーケース。投げる時に右利きだから、右手の携帯電話を投げたのだと推測しています。手元に残ったのはキーケースということです。

 

少し長くなりましたが、この出来事で伝えたいことは、携帯カバーは役に立つということです。

 

皆さんも携帯の落下に気をつけてください。

 

三姉妹の父

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「資本主義経済の終り」が始まっている!

資本主義経済は新しいシステムにその席を譲ろうとしている

今、この瞬間も私たちが慣れ親しんできて、また信じてきた資本主義経済は終焉に向かって走り続けています。

 

まるで、崖に向かって線路が途切れている終点を目指している暴走列車のように…

終点をひたすら目指す、この暴走列車を誰も止めることはできないでしょう。また、誰もコントロールできていないとしか思えません。

 

●1%の富裕層が、世界の富の82%を所有
●62人の大富豪が全世界の50%の富を所有

 

世界の経済学者も警告する異常な事態が、今現在進行中の資本主義経済の現実です。

 

ネットで検索すればこうした情報は溢れています。当たり前のように氾濫する、こうした現実の情報に慣れてしまい、感性が鈍感になっているようにも感じます。

 

あまりにも富が一部の富裕層に集中することで、圧倒的多数の人たちが低所得層に転落しつつあるのです。

 

その結果、生産力が極限にまで向上した現在の経済力の中で、有り余る物を買う消費者が市場から退場しているのが現在の資本主義経済の実態です。

生産した物を買う消費者が居なくなってきたので、景気が良くならないのです。資本主義経済が自ら破滅の道を歩いているのです。

 

 フォードが自社の高価な車を買う消費者を育てるためにしたこととは、自社の社員の給料を上げることでした。社員を生産したフォード車をかってくれる消費者に育てたのです。今目の前で展開されている経済活動は全く逆の道を進んでいます。

 

経済の生命線はお金の循環です。経済にとって血液であるお金が一部の人たちのところで滞っているのです。身体も血液が循環しなければ、生命を維持することはできません。資本主義経済システムも同じです。

 

こうした破滅的な道を進む資本主義経済システムを、もはや誰もコントロールできていないと思います。

 

グローバル経済と技術革新が資本主義を終わらせる

 

こうした状況を一気に加速させた原因として、

①経済のグローバル化

②技術革新による生産力の飛躍的向上

③AI・ロボットの革命的進化 

  ※進化は指数関数的に進行し続けている

 

特に②③は人間の仕事が、機械・ロボット・AIに移行することになり、おのずと失業者を生み出すことになります。

 

経済のグローバル化も極限の競争世界を生み出しています。競争経済は、より良い商品をより安価に市場に提供することを競い合うシステムです。おのずと経費はギリギリまで削減されます。しかし最後に残る最大の経費は人件費です。だから人件費が削減されるのです。

 

上記の①②③の矢は放たれて、もう引き戻すことは不可能だと思います。また、引き戻すべきではないとも感じます。

 

今目の前で展開されているこうした出来事は、世界・人類の進化の過程そのものだと思うからです。進化するからこそ必然的に生じている解決可能な課題だと思います。

 すでに、ベーシックインカムについて、先進国でも真剣に検討される時代に入りました。フランスのマクロン大統領は2018年9月13日に生活に必要な最低限のベーシックインカムをまず貧困層を主な対象として実施すると表明しています。

この投稿で、破滅的な未来を予感することが目的ではありません。未来には希望があると伝えたいし、考えたいのです。今は、試練の時であるといえますが、歴史を振り返ると、新しい時代はそれまでの古い時代の崩壊の上に創られてきたのです。

 

サナギが、一旦自己崩壊して、可憐な蝶に生まれ変わるように、今、目の前で資本主義経済が自己崩壊しようとしています。

 

今の時代に生きる私たちにとっては、大変革という試練が待ち構えているでしょう。でも、それはその先にある、より良い未来の社会の登場にとっては、不可避な道程なのでしょう。

 

私は父親として、三姉妹をはじめとするこの国の多くの子どもたちに希望を持って生きて欲しい。そのためには、まず私たち大人が、「未来に希望を持って生きている姿」を見せたいと思います。

 

今の時代に生きる人は、数百年に一度の大変革の時代に生まれました。確かに今は苦しいけれど、前を向いて家族や友人とともに笑顔で生きていきたいと思います。

 

「明けない夜はない」まさにそう思います。

夜明け前が一番暗いのです。

漆黒の暗闇の後には必ず太陽が昇ります。

未来はからなず良くなると信じて、本日の日記を終えたいと思います。

 

三姉妹の父 

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今、子どもたちは何を学ぶべきか

AI時代に子どもの学歴に価値はあるのか

経済学者たちは、AIの登場により社会の大部分の仕事が人間からAIロボットに移行すると予測している。それも遠い未来ではなくて、今後、10年で起こる変化として予測している。

いくつかの大手都市銀行もAIの導入により今後数年間で、人員・店舗の大幅削減を発表しています。私の会社でも、本社の人員の削減がリアルに検討されています。PCを使った業務をRPA(プログラムソフト)の導入で自動化するためです。

規則性のあるルーティンワークは、AIなどのソフトに委ねられる時代が今、目の前に現在進行形で登場しているのです。

 

ホワイトカラーの仕事の大半がAIに移るのです。

 

農業の耕作技術の向上により、産業革命の時代に農業労働者の多くが失業したように、AI革命で多くのホワイトカラーの仕事がなくなるでしょう。「それは、本当に起こるのか」の問題ではなくて、「いつ起こるのか」というレベルの問題だと思います。

こうしたことは、自分が働く会社で現実問題として、実感しています。

悲観的なことを言いたいのではなくて、このような時代に、子どもたちはどうすればいいのか。大人は何を伝えられるのかについて、悩み、考えています。

大学卒業生の大半の就職先はホワイトカラーであるから、その卒業先の仕事がなくなる時代に、これまで信じてきたような、学歴の価値はなくなるのではないかと思います。

専門職があるではないかと指摘を受けそうですが、AIは士業などの専門職の仕事が最も得意だと言われています。

極端な表現をすると、一部のエリート(研究者・技術者)と管理職、そしてサービス産業以外には、ほとんどの仕事がなくなってしまう時代が目の前にやって来ていると思います。中間層の喪失ですね。圧倒的に多数のボリュームゾーンの人たちにとって衝撃的な未来がやってくると強く感じます。すでに所得格差は広がり続けています。

※自動運転の進化により、運輸業のドライバーの仕事も2020年初頭には無くなり始めることが予測されています。私たちが体感する技術革新のスピード感と実際の技術革新のスピードに乖離があると感じています。私たちが体感しているスピード感をはるかに上回る速度で技術革新が進んでいることが現実だと思います。

その時代にあって、自分の3人の子どもたちに勉強しなさい、大学に行きなさいと簡単には言えない自分がいます。理由は、大学を卒業することが将来を何も保証しない時代に入っていると感じるからです。

 

「サピエンス全史」・「ホモ・デウス」著者のハラリさんは、「ホモ・デウス」の中で、このように表現しています。

「今日すでに、子どもたちに何を教えればいいのか、見当もつかない」と…。

未来を予測するこが困難な時代の節目における知識人の苦悩です。まさに、私たちが生きてきた時代のルールが変更されている真っ只中にあると言えるでしょう。

 

この投稿のテーマの答えは、自分の中で明確になっていません。「今、子どもたちは何を学ぶべきか」を考えていこうと思います。

 一つ言えることは、これまでの常識を一度捨てて、未来を見据えなければならないと言うことです。

最期に、ルールが変わる時、それは、チャンスでもあるはず…

 

つづく

 

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世界はどこに向かっているのか

大きな変化の様相を見せている世界は、新しい制度と秩序を形成する方向に絶え間なく歩み続けている。

人類史をマクロの視点で見れば、まさに進歩発展の歴史として見ることができる。マクロの視点から見て、人類が後退退化している証拠を見つけることはできない。

人類は多くの犠牲を払いながら種として学ぶことでより良い世界の形成に取り組んできた。一個人の時間感覚で世界を見た場合、世界が退化後退しているように見える瞬間があるが、マクロの視点から言えば間違いなく進歩発展に向かっていることが実感できる。

法制度、人権を守る意識レベル、医療、教育、産業、食事、娯楽、科学技術、寿命などは進歩発展の歴史そのものである。

歴史は繰り返されると言われるが、確かに同じような過ちを人類が犯すことはあるだろう。しかし、人類はその過ちから貴重な学びを手にすることになる。

今、人類はこれまでに誰も経験したことのない世界を創ろうとしている。生産力が飛躍的に向上し、ほんの僅かな労働で人類全体に行き届くほどの生産力のレベルにすでに到達している。食糧、生活物資、車、家、衣料など人類全体に行き渡らせても十分に余剰が生じることができるほどの生産力である。

世界中に失業者は溢れ、工場は閉鎖するか減産しなければならないほど物が溢れている。物がないのではなくて、物が売れないで困っている状態である。

 

人類はすでに生きるための労働から解放されつつある。それほど生産力が革命的に向上したと言える。

 

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三姉妹の父のブログデビュー

2018年12月16日(日)記念すべきブログ記事初体験記事を書いています。

未来の自分は「あの時から始まった」と今日のブログ初トライを振り返っているはず。

 

人間は不慣れなことには不安と恐怖を感じるので、新しいチャレンジをしなくなります。人生53歳を目前にして、マンネリ化の人生からの脱却を始めるために、慣れないブログに今日からトライします。とにかく何か変化を自分から起こさないと人生に変化は訪れない。頭では分かっていることを、行動に移すことを始めます。

 

10代のころには想像もつかない技術革新により、こうしたデジタル空間を通じて、自分の考えなどを世界に発信できることに、少しの戸惑い、驚き、そしてワクワク感を強く感じている自分がいます。

こうしたデジタ技術などのせっかくの恵まれた環境をしっかりと活用して、自分の人生をよりワクワクさせ、有意義にするとともに、少しでも世界がよくなるように、進歩することに役に立てることを目指して、このブログを続けたいと思います。

 

はてなブログのみなさん、これからどうぞよろしくお願いします。

 

三姉妹の父

 

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